占いにおいて吉凶を軽んじると禍根を残します。凶に対して備えはできます。凶の認識があればですが。タイムリミットはあるものの凶を避けることもできます。有能な占星術師がいて、その助言を聞く耳を持っていればですが。備えは無駄になるかもしれませんけれど、そういう考えこそ危うい。無駄になれば有難い。
事が起こってみると凶兆がいくつも重なっています。そういう卦を事前に知ったとして予測ができるかというとそれは困難です。起きても不思議ではないものの実際に起きるかどうかは占星術だけではわかりません。対象者本人またはその利害関係者が占星術師に問えば、つまりホラリーを依頼すれば、相当の確度で答えることができます。ホラリーに限りませんけれど、卜占というのは、状況が切羽詰まるほど当たります。
グレゴリオ暦975年8月15日9:20am、皆既日食、奈良市。見えない敵を象徴する第12ハウスはおとめサインです。
2022年7月8日の直前満月を東京で立てます。どこで事が起きるか不明なので、当然東京で立てます。
http://www.horoscope-tarot.net/horo/s/43550955776301d479feb04b449c2b78.html
不思議なことに、975年の皆既日食と同じてんびんサインがASCとなります。木星、金星（死神）および新月が各サインの7度です。闇討ちの第12ハウスルーラの水星はふたご18度第9ハウスです。第9ハウスは宗教ないし“狂信”のハウスです。
975年の皆既日食図では、闇討ちのハウスはおとめサインで、そのルーラ水星はおとめサインの7度です。発砲者のナチュラルシグニフィケータの火星はししサイン7度です。サインの同じ度数というのはアスペクトがなくても“共鳴”します。協調的に事を起こそうとします。アスペクトがあれば驚くほど“共鳴”します。
安倍元総理の生まれ時刻は不明なので、新宿区での出生前満月図を検討に加えます。1954年9月13日5:19am。出生前の新月ないし満月で示唆されていないことは起きません。
安倍元総理の出生前満月図のASCルーラ水星てんびん7度
同第3ハウス（旅行）＆第8ハウス（死）のルーラ火星やぎ7度
安倍元総理の出生前満月図の月は、この火星から＊でセパレイトして満月となった。
皆既日食図の死神＝金星しし18度
同ヘッドの真値しし18度
直前新月図の死神＝金星ふたご18度
安倍元総理の出生前満月図のASCおとめ18度
皆既日食図の日食＝しし21度
直前新月図のヘッドの真値おうし21度
安倍元総理の出生前満月図の闇から鉄砲の見えない敵のハウスはししサイン
975年の皆既日食図はししサインに天体集中、
同図ではICルーラの土星もDSCルーラの火星もししサイン。
安倍元総理の出生前満月図の満67歳のサインはおひつじ第8ハウス。
ヘッドとテイルはセットなのでヘッドと同じ度数の天体は凶悪度が増します。呪われていると評する占星術師もいるほどです。
事後とはいえ時期を指摘しないと伝統的占星術とは言えません。2022年の春分の直前満月は2022年3月18日16:17でした。チャートキャスティング地点は当然東京です。ASCはおとめサインで、月はおとめ27度、太陽うお27度です。太陽は見えない敵のハウスのルーラです。第8ハウスはおひつじ、そのル―ラは火星です。
http://www.horoscope-tarot.net/horo/s/29f6996702d28ee02816890fb0e3d60e.html
安倍元総理のｎ太陽はおとめ27度です。これは安倍元総理と同一生年月日生まれの人にはほぼ共通です。しかし総理大臣経験者となると恐らく安倍元総理だけでしょう、（凶）事の重大さが違います。
安倍元総理のｎ太陽おとめ27度 オポ 2022年春分直前の満月図の太陽うお27度
太陽うお27度は見えない敵のハウスのルーラで公敵のハウスにいます。太陽は恐怖の第8ハウスの高揚ルーラでもあるので、第12ハウスに隠れていた敵は、公敵となって恐怖でもって有名となります。
それにしても2022年春分直前の満月図の太陽（闇から“光線”を放つ者）はセクトライトです。これは驚きです。また27度は占星術の度数です。占星術に限らず第9ハウス的（哲学的？）な度数です。最良天体の木星と太陽はうおサインにいて木星はうおサインの管理者です。木星は、審判や宗教を象徴します。
第9ハウスはおうしサインで、そのルーラ金星はみずがめサインの11度です。ということは、そのアンティションはさそりサインの18度です。当ブログで何度も指摘しているように、さそり18度はリリーのｎ土星の度数です。全360度中最も“意味深な”度数です。カルト的な度数と言ってもいいでしょう。
なお11度というのは、975年の皆既日食において、奈良と京都でのASCの度数、てんびん11度であったことは思い出す価値があります。
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