本能寺の変

 2022年10月25日の部分日食図についてその魔界チャートぶりを述べてきました。もうおなか一杯かもしれません。しかしこれからが本当の“ごちそう”です。魔界チャートは魔界チャートです。魔界チャートではない通常のチャートとは魔力が違います。他の占星術ブログでは決して語られない物語りがこれから展開します。

 

 2022年10月25日19:50JST、東京、部分日食。これは魔界チャートです。

http://www.horoscope-tarot.net/horo/s/c1faa1ad066cd12ccbe67a1b0cf10092.html

 

 この魔界チャートで織田信長を象徴する天体はどれでしょうか。チャートはいつ立てても良いことを思い出しましょう。近年信長がこれほど話題になった年はありません。岐阜で催された騎馬武者行列では「信長さまー!」の呼び声もかかりました。

 太陽さそり、または火星ふたごです。

 これは信長の何に着目するかにも依ります。信長の人生は戦(いくさ)に明け暮れた一生です。軍神を象徴する火星はASCにピタリと合ですから、この火星が信長を象徴する可能性は相当あります。しかし常識的に考えるなら王を象徴する太陽さそりが信長を象徴します。さそりのドミサイルルーラは火星ですから信長を象徴するにふさわしい。

 決定的なのは、これは部分日食図だということです。

 日食というのは王の苦しみを象徴します。しかもこの部分日食はバイアコンバスタ(燃え)で起きています。1582年、本能寺の変にて、本能寺とともに信長は燃えてしまったのです。

 太陽が信長だとすると、明智光秀を象徴する天体はどれでしょうか。

 これは明らかに金星さそり第6ハウスです。明智光秀という名前は金星的な名前です。明けの光すなわち明けの明星は金星です。

 なおキリスト教の伝統では明けの明星すなわちルシファーは、神に反逆します。実に見事な象徴ぶりです。

 光秀を象徴する金星さそりは、第6ハウス、部下のハウスにいます。確かに、光秀は王である信長(太陽さそり)の部下でした。

 この魔界チャートでは、味方のハウスである第2ハウスは、かにサインです。部分日食図ですから、味方を象徴するt月はt太陽と合になった一瞬を描写しています。このt月はどこに向かうかというと、光秀を象徴する金星です。この魔界チャートでは金星は裏切りの第12ハウスルーラです。燃焼を意味するバイアコンバスタで起きるt月 合 t金星。第2ハウスのかにサインも第12ハウスのおうしサインもASCサインのアバージョンのサインです。制御できません。信長はある意味あっけなく暗殺されてしまいました。加えて、生き残りを象徴するASCルーラの水星てんびんが太陽さそりを見ていないのに対し、死を象徴する第8ハウスルーラの土星みずがめ第9ハウス(寺院のハウス)は太陽さそりを見ているからかもしれません。

 また一方で、t月は信長を象徴する太陽と合になったすぐ後に、t金星と合となるわけですから、信長の遺体は行方不明となってしまいました。t金星は見えない第12ハウスのルーラだからです。

 

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