当店 picatrix（ピカトリクス）は、２０２３年３月、kindle版の電子書籍を出版しました。そのタイトルは ヘレニスティック占星術 です。本書の最大のテーマはドロセウス流財運の読み方です。
本書は、本邦初公開の技法満載の実験的小著でありダイナミックなヴァージョンアップを予定しています。ゆえに、価格（0円）の Kindle Unlimited での利用を推奨します。
電子出版ながら、本邦初の正統占星術の書籍にしてヘレニスティック占星術の書籍です。
正統占星術というのは、ヘルメスを開祖とし、ネケプソ＆ペトシリス、チマイオス、ドロセウス、マシャアラーそしてサールなどの先達たちが承継してきた占星術であり、日本では唯一当ブログだけが承継している占星術のことです。正統占星術の文献うち最重要なのは明白にドロセウスであり、ドロセウスこそ占星術である、こう明言（名言？）できる占星術です。
正統占星術のうち、最も正統度が濃い、正統占星術中の正統占星術、それがヘレニズム時代に始まり古代ローマ帝国で実践されていた占星術、Hellenistic astrology です。Hellenistic astrology をどう和訳するか、まだ定番の訳はないようです。Hellenistic period はヘレニズム時代が定番の訳です。とすると、Hellenistic astrology は、ヘレニズム占星術と訳せるのかもしれません。もっとも Hellenistic をヘレニズムと訳すのはやや違和感があります。Hellenistic はヘレニズム時代のギリシア主義とか、ヘレニズム時代のギリシア様式というような意味らしいので、Hellenistic astrology はヘレニズム風占星術と訳すべきなのかもしれません。
当店としては、ドロセウスに代表される古典的ギリシア様式の占星術のことをヘレニスティック占星術と名付けることにしました。
kindle版「ヘレニスティック占星術」のヴァージョンは １．０です。このヴァージョン１．０のうちは、価格は税込み５００円です。２０２３年中は記述内容そのものを改版する予定はありません。つまりヴァージョン２．を出版する予定はありません。
しかし価格と体裁は適宜改良していく予定です。早ければ２０２３年の４月までに、遅くとも２０２３年の８月までにはヴァージョン１．１を出す心づもりでいます。kindle版「ヘレニスティック占星術」には、章はなく１２個の節からなるのですけれど、１２個の節の構成はそのまま維持して、数個の章に分けようかと考えています。
kindle版「ヘレニスティック占星術」の価格と体裁の改良は当ブログで告知する予定です。
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